2008年4月6日日曜日

けっこう前・・・

結構前だけど「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」を見ました。原作を買ったものの自分が読む前にどっかに行ってしまい、2時間ドラマは見逃したけど、もこみちタワーは主演のもこみち以外を楽しみに見てたので映画はいいかなぁ…って思ってたら日本アカデミー賞でたくさんノミネートされていたので見てみる事にしました。


イラストレーターやDJとして活躍するボクは田舎で暮らしていたオカンを東京に呼んでいっしょに暮らすようになります。離れて暮らした高校時代、大学時代を自堕落に暮らして迷惑をかけどおしでようやく大学を卒業したボクは仕事に打ち込み生活も安定して来ていたのでした。しかし上京して数年後、オカンは体調を崩し入退院を繰り返すようになります。


う~ん…なんだろう。面白いんですが、やっぱりドラマをかかさず見ていたので違うキャストでドラマのダイジェスト版を見ているような感じがしました。この後こうなってああなって…って物語が結構淡々としているのでストーリーがわかってしまうと、どうなるの?という面白みがへっちゃうかなぁと。
(なんかいつもこんな感じで映画見るとき、損してる気分になる・・・)
ドラマよりはキャストがあっていて特にオダギリジョーは男前ではあるけど変な人というイメージなのでリリーさんっぽくって(関係ないけどリリーさんめっちゃ好き!)、もこみちタワーより物語がリアルに感じられました。あとは、やっぱり母親に対する少しマザコンっぽい思いを理解するのが難しかったりします。たまたまオカンが良い人でみんなに好かれたからよいけどそうじゃなかったら…困りますよね(笑)恋人とかできなくなりそう・・・
それにこんな穏やかなストーリーにならないですもんね。それに育ってきた環境も考えも違ってたりしてわかるわ~って所も少ないかもしれません。


でも、やっぱりこういう映画を見ると親孝行しなきゃって思いますね。病気に苦しんだりする姿を見るのが辛いっていう気持ちもわかりますし、私はそういう人を見るとむしょーに悲しくなってくる。幸い自分の両親はずっと元気で働いているけれど、人生何があるかわからないですから。何かあった時にこうすればよかったなんて思っても遅い!っていうけど、こういうふうに素直に素敵に親孝行出来る人にはすぐにはなれません。自分の人生で精一杯っていうのもあるし。まぁきっと後悔するタイプでしょうね。だけど自分なりに親を尊敬してますし大事に思う気持ちもあります。人それぞれのやり方があると思うので、無理せず自分なりにやっていけば良いのではないでしょうか。
でもみんなは親孝行しなよー(笑)

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