2008年5月15日木曜日

不滅の熱球

「不滅の熱球」をみた。

これは頂いたDVDなんですが、忙しくてなかなか見れなかったので忘れかけてたんですが、最近発見してみました。


プロ野球の全盛期をもたらした最大の貢献者と言われるのが巨人軍の沢村栄治投手。彼の後半生を描いた伝記映画でとても面白かったです。


どういう映画&内容なのか情報を得ずに見たので、野球選手の話というのに驚きました。池部さん…野球出来るの?と心配に(笑)運動神経は良いそうなんですが、そんなイメージがないものですから。

沢村投手は才能も人気もある選手でみんなに慕われ監督からも絶大な信頼を寄せられていますが…いまいちその凄さが伝わってこないのがもったいないです。確かにみんながご飯を食べている時も走ったりして努力をしているし、いつも野球や自分のフォームについて考えている真面目さはわかります。だけど恋人の親に交際を反対されて彼女が試合を見に来てくれないだけでボロボロになってしまう。。。大丈夫?と思ってしまうし、監督のプロなんだから!という言葉が重いです。

自分の中で大きかったのは戦争についてですね。こんなに人気があってマウンドで光っていた人でも兵隊になればみんなと変わらず訓練をうけ戦場に行く。しかも手を負傷してしまって選手生命が危ぶまれます。手が動くか心配…っと悩みが解決したのが、上手く爆弾を投げれたからっていうのが…手が大丈夫で嬉しいけど複雑な気持ちになりました。やっと日本に帰ってきてまた野球が出来る!となりましたが、やはり思ったように動けず監督も落ち込みます。何とか立ち直ろうとしても上手くいかずそれが一年以上も続く…昔の仲間の声も届かずこのままダメになってしまうのか?と思っていたら…やっぱり愛の力かい!っていう結果になりました(笑)野球やめようかと思ったのに恋人と再会し結婚したらグングン調子を取り戻すなんてほんとわかりやすいねぇ。。。でもきっと彼女は誰よりも沢村投手の力になって怒って励ましたんでしょうねぇ。


主演の池部良さんは最初見た瞬間、足長いなぁとも思いましたが、うわっ~めっちゃ足が真直ぐピッ!ってなってる!
あと結構クールなのかワハハと笑ったりしません。冷静な気がします。そんな人が何か良い事があるとニコッと笑う…その笑顔にグラッとなりました。真面目な顔も素敵ですがその顔は反則ですって!気になったのはユニフォームです。ズボン…ダボダボすぎる!せっかくの細くて長いであろう池部さんの足の形がよくわかりません。走るのにも邪魔そうだし今の野球のユニフォームとは違いますね~昔の映画なので仕方ないですが今のようなユニフォーム姿が見たかったなぁ。スーツも大きくない?って思ったし。それが流行りだったのか。
笠智衆さんは…ほんと癒されます。何かねぇ安心してしまうんですよ。智衆さんがいるだけで。大丈夫って何とかなるって思えそうなんです。それに良い人でしたし。移動中、沢村を休めるために席をゆずり自分はみんなの足下に座るシーンなんて訳もなく泣きそうになりましたもん。
司葉子さんは若い!自分のイメージは綺麗なお姉さん♪という感じだったのですが顔もふっくらして若さあふれる可愛らしい姿が見れて嬉しかったです。

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