2008年5月8日木曜日

デスパレード 愛されてた記憶

「デスパレート 愛されてた記憶」をみた。

テレビで「PROMISE」を見てやっぱりニコラス・ツェーはかっこいいな~と思ってニコの映画が見たくなったら、ちょうどいいタイミングでこの映画のレンタルを発見したので早速ゲット!しました。

中国・雲南省の小さな町に住む女性刑事・アンシンは恋人との結婚に迷いを感じていたました。そんな時、風変わりで情熱的なにマオジェ出会ったアンシンは自分でも説明のつかない衝動に動かされ、彼と一夜を共にします。しかし結局、刑事としての理性からアンシンはマオジェと決別し恋人と結婚するのでした…


という話。最初は警察とマフィアという立場なのに愛してしまった男女の悲しい恋の話かと思ったけど全然違っていたのでびっくりしました。それにニコ演じるマオジェと出会って別れた後の話から始まりましたしね。面白いと思うんですが、気になる事が多すぎて…上手く映画に入り込む事が出来ませんでした。アンシンはなぜ…麻薬捜査官という仕事にこだわったんでしょうか?やりがいのある仕事で将来有望というのはわかるけど見てたら女性は一人だけだし、まるで戦争地域のような戦いにすごく驚いたんですけど…警察ももうちょっと考えて配属したほうがよくないですか?恋人がいるのに違う男性に惹かれたり、それが元で離婚して子どもを引き取って一人で子育てをして、やっと心開ける男性と会えて幸せになれる…と思ったのになんで危ないところに戻っちゃうの?一日だけど危険ってわかってるのに戻るのがわかりません。。。そのせいで全部失ってしまったし。う~ん…話は暗いけど面白いし映像も好きなんだけど、なんか物足りない気がしました。


主演のヴィッキー・チャオは綺麗だけど地味な役も似合いますね。母親というのも違和感なかったです。彼女に関わる人たちってほとんど不幸になってしまうのが悲しいね。誰も傷つけないようにひっそり静かに生きよう…と思う彼女を見てたら悲しくなりました。もう少し幸せになれてもよかったのにねぇ。。。ニコラス・ツェーは思ってたよりも出演シーンが少なくて悲しい。主演二人がメインだと思ってたからなぁ。でも、台詞少ないけどインパクトはありますね。ただ…ニコだと若すぎない?と思うのは自分だけでしょうか?ヴィッキー・チャオとリウ・ユンロンはいい雰囲気で幸せ家族という感じに見えますが、二コは…個人的には姉と弟のように見えます。
スン・ハイインも好きでした。強く言いながらも彼女や子供の心配をしてくれる。最後誰もいなくなった時も悲しいけど遺品を持ってきてくれてたし、いい言葉を残していってくれました。そのシーンで暗い話だけどちょっとだけ救われた感じがしました。

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