2008年5月3日土曜日

サウスバウンド

「サウスバウンド」をみた。


「愛の流刑地」の宣伝で豊川悦司さんを見てからしばらく友達と格好良かったねとウキウキしていたら、いつのまにかこの映画のロケで沖縄に来ていた豊川さん。えぇ!誰か教えてよ!と思いましたが遅く、もう豊川さんはいなかったのでした。。。見たかった。。。せめて試写会で!と思ったけど、これまた会えず…映画館も遠くて見に行けず…やっとDVDになった所をゲットしてきました。


浅草に住む小学6年生の上原二郎。二郎のお父さんである上原一郎は元学生活動家でろくに働きもせず、ほぼ家にいて国民年金の支払いを拒否したり、義務教育なんか受けなくていい!と主張したりします。二郎はそんな父をとても恥ずかしく思っていたのですが…


という話で、う~ん…もったいないです!実は天海祐希好きな弟が原作を読んでいたので、自分も映画が見れないなら、せめて原作を先に!と思い原作を読んでいました。

それで見てみると…何か違う!&物足りないと思うばかりでした。まず、子供達。自分の中ではちょいと田舎の子供なイメージだったんですね。だけど東京だからか?今どきの可愛らしい男の子でした。まぁ豊川さんと天海祐希の子供だからそれなりに可愛らしい子供にしないとね。それはいいとしても、あのカツアゲをする中学生はいかにもガキ大将かと思ってたら、これまた今どきのチャラチャラしたほっそ~い話し方だけがムカッとする男の子…何か違う!まぁ自分が勝手に作ったイメージとのギャップが激しいだけなので、自分が悪いのかもしれませんが(弟に話してもはぁ?っていう顔されたしね)こういうのが現実なのかと思うとガッカリです。田舎っぺな発想で申し訳ないですけれど。
こんなふうにいろんな所が気になって気になって。なんだろう。この東京編を見ていると力抜けてしまうんです。でも、沖縄に来たらどうにかなるんじゃないの?なんて思ったら、物語は淡々と進む…そりゃあんだけ前半の話がカットされていたら、後半もいろんなシーンカットしなきゃいけないですよね。

とにかく!これは原作を先に読んでしまったのが失敗ですね。最初に映画から見たらそれなりに楽しめたと思います。


主演の豊川悦司さんは、男前すぎるのでどうなるんだろう?と心配しましたが、明るく豪快な父親が結構ハマっていて、こういう役も似合うんだなぁと思いました。背も高いので迫力ありますしね。出来ればあの長い手足を使って大暴れしてほしかったなぁ。でも、原作にはない可愛らしさもありました。格好良すぎです。
天海祐希さんは、ほとんどノーメイクでしたっけ?地味に見せるためらしいけど、豊川さんと並ぶとなんだか格好良い2人です。めっちゃ目立つ夫婦でしょうね。昔から夫のファンで影で支える妻、そして母親として子供達を見守る。でも、家を守るためなら夫と闘う!やっぱり女性は強いです。個人的に気にいったのは松ケンくんが演じる警官です。原作を読んだ時から好きでしたけど、イメージにピッタリで方言も違和感なし!さすが沖縄に何度も来てるだけあります。それに父親がワーワーやってるのにノンビリ、ほのぼの、争いは嫌いなんだけどなぁって感じが可愛らしいです。

あと、めっちゃ沖縄ネタなんですが、父親にインタビューしている記者の中に自分の好きなラジオのパーソナリティーしんちゃん(区長)がいました。おぉ!しんちゃん!映画に出演してるよ~しかも豊川さんや松ケンくんに会ったの?いいなぁ。

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