2008年6月15日日曜日

Sweeney Todd

先日DVDリリースされた『Sweeney Todd』をみた。

これ当初は”ミュージカル映画”と言うことでかなり購入を悩んだところ(笑)。と言うのもかつて『シカゴ』という映画DVDを購入し観てから初めて”ミュージカル映画”だったことを知り、あくまでもボンクラ親爺個人の話ながら、10分と観ないでお蔵行きとなった経緯から、何故か”ミュージカル映画”にはトラウマ?があったりする(謎)。まぁそんなワケで購入を悩んだが、キャストがJohnny Depp(ジョニー・デップ)、某大型店でのPVを観て音楽部分が少ないかな?との印象と、「10%OFF」に魅かれて購入した。

で内容だが、喉元流血ドバドバなシーンが盛り沢山?とか人肉食を描いた作品なだけにR-15指定はともかく、詳細はネタバレになってもナンだし、巷間の劇場鑑賞の諸氏らのレビューにお任せすることにして、本映画については別角度からレビューしてみたい。

まず製作者らは本作がフィクションであることを念頭にしながら、17世紀から18世紀にかけての英仏にその元になった事実があるらしいことを、学者等のコメントで示している。歴史的には理髪師が自分の妻を寝取った客を殺害したらしい記録とか、人肉食事件とか・・・そうした昔の話が結びついて本作品が創作されたとの見解にあるようだ。本作品は『The String Of Pearl』との英国での連載小説が原型と述べられている。それがヒットし”シャーロック・ホームズのベーカー街221b”のように、本作品もフィクションでありながら居住地も与えられていたりするらしい。
話は戻るが主役である「スウィーニー・トッド」の居住地も「186 Fleet Street, London, UK」となっているとのこと(汗)。
ロンドンのほぼ中心部であり、ハイドパークやピカデリーサーカスあるいはトラファルガー広場等からそれほど遠くない位置にある。とまぁこんな感じだが、本作のエピソードとしては、セットの制作が始まりキャスティングも決定しクランクインの2か月前まで、監督や製作者らはメイン・キャストであるジョニー・デップの歌を聞いたことがなかったと述べている(笑)。音痴だったら吹き替えしたのか。

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