2008年6月26日木曜日

女教授

「女教授」をみた。

前から、一体どんな映画なの?と気になっていました。だって原題が「女教授の隠密な魅力」ですからね。しかも主演は実力派女優のムン・ソリ。今度はどんな役を演じるんだろう?と思ってレンタルを待っていたら…共演のチ・ジニ効果?でいつも全部レンタルされていました。チ・ジニってこんなに人気があるのねぇとビックリです。さすがチャングム!とやっとレンタルが落ち着いたところをゲットしてきました。

「緑のシムチョン21」という環境保護団体の活動家ウンスクは、知性と美貌を兼ね備えた大学教授で周囲の男たちからの求愛が絶えません。そこへ人気漫画家のソッキュが大学の客員教授として赴任し、団体から環境をテーマにした漫画執筆の依頼を受けます。すると急にウンスクの態度が冷たくなりメンバー達はそれはソッキュのせいだと思い込むのですが…

という話で、少し難しかったです。ウンスクという女教授は、自分に自信があって近寄る男性は全員虜にしちゃう!と思っていそうな女性です。
いろんな男性を誘惑して関係をもつ彼女の目的っというか狙いは何なんでしょう?って思ったんですよね。別にお金がほしいわけでもないし(女教授だから十分な稼ぎがある?)愛を求めている…ようにも見えない。ただ、何となく付き合ってウザくなったら別れる。誰も本気にはならない。そんな気がしました。それは過去のある事件のせいなのかなぁ?自分が罪を犯したという罪悪感からそうなってしまう…って考えたんですけど、彼女の気持ちがちゃんと描かれていないので、よくわからないんですよね。

そんな彼女の過去を知っている(というかその事件に関わっていた)ソッキュ。彼が現れる事で自分の過去がバレてしまうんじゃないかと焦るウンスクは、今までみんなに優しくしていたのに急にイライラしだします。そんなウンスクとソッキュの関係に気づいたユ先生が2人の過去を調べて問い詰めるのですが…このユ先生とウンスクの話はなんだか人間の嫌な部分を見せられたって感じがしたんですよね。

ウンスクとソッキュは最後どうなってしまうの?と思ったらアッサリ何もなく別れてしまいました。2度と会わないことでお互い過去を忘れる事が出来る…そう思ったのかもしれません。不思議な事に何となくこの再会があっても2人はそんなに変わらない気がしました。きっと同じような生活が続くでしょう。思うように過去も現在も変えられない。気持ちもね。そんな現実を見せているようでした。


主演のムン・ソリはいつも違う顔を見せてくれるので楽しみにしていました。どっちかっていうとちょいと地味な感じがするのに女教授?と思っていたら、ほんとセクシーになっていてビックリ。そしてバンバン脱いで(たまにここまで脱ぐ必要が?と思うぐらい)女優魂も感じます。
チ・ジニは思ったよりも出演シーンが少なくてビックリしました。どっちかというとプロデューサーのほうが出演シーンもムン・ソリとの絡みも多かったですしね。ウンスクの過去を知っているので物語をかき回す存在なのかと思いきや、彼も彼女とあんまり関わろうとしないですし、関係ないと言いますし。なので彼の気持ちもよくわからなくて2人がどうしたいのかを考えるのが難しかったです。っていうかこの映画自体何が言いたいのかよくわからなかったです(笑)

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