2008年6月18日水曜日

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」をみた。

何を借りようか迷っていたら、なんとなく目についたのがこの映画。ほんわかした優しい雰囲気が多い岩井監督の映画が見たくなったので借りてみました。花火大会が行われる夏の一日を爽やに甘酸っぱく、そして少し寂しく描いている映画で面白かったです。50分という短い映画なのであっという間に終わっちゃう感じがしてもっと見たくなりましたけどね。


小学生の男の子が主人公でクラスの可愛い女の子が好きなんですが、彼女の事をずっと想っている友人がいるし男同士の付き合いも大切にしなきゃいけなくてなかなか行動を起こすことが出来ません。いつも見てるだけ。そんな彼にもチャンスがやってきます。最初はプールでの勝負に勝った彼の友人が花火大会に誘われるんですが、友人は途中で行く気がなくなります。(そこが小学生っぽくって好き)友人の実家の病院で偶然会った彼女は友人が行く気がなくなったと知りショックを受けて人はみんな裏切るもの…と意味深な発言をします。そこで彼は自分は裏切らない!と言うんですね。そこに突然彼女の母親が現れて嫌がる彼女を連れていってしまいます。それを見た彼は誘われたのが自分だったら…と思うと急に場面がプールでの勝負に戻り彼が勝った設定の話が進むんですね。それが面白いです。彼女に何がおこったのか彼はわからないまま彼女と過ごしますが、それがすごくいい。大人だったら理由を聞いて慰めたり元気づけたりしそうですが、子どもだからどうしていいのかわかってない。でも何にもしなくても、ほしい言葉をくれなくても、ただそばにいてくれるだけで気持ちが落ち着いてくるなんていいなぁ。。。そういう存在がうらやましい。そう思えるような純粋だった頃に戻りたいなぁと思いました。

それに去年は一度も海も花火も見てないなぁ。。。だから今年こそ思いっきり海で遊びたいなぁ。
出演している奥菜恵といい小橋くんといい…みんな若くて可愛いな~小学生ぐらいだから当たり前だけど。こんな可愛かった子ども達が大きくなって結婚したりいろんな問題を抱えたりするんだもんね。いつまでも子供だったらいいのにと思い大人な自分を反省しました。

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