2008年7月15日火曜日

パビリオン山椒魚

「パビリオン山椒魚」をみた。

タイトルから結構マニアックな匂いがするんですがこの映画にはオダギリジョーのファンがいるんでしょうか?


天才レントゲン技師飛鳥芳一とギンジロー財閥の娘二宮あずきのほのかなLOVEとオオサンショウウオのキンジローをめぐるサスペンス…っというかサスペンスなのこれ?って思うような何でもありで不思議な世界がどこまでも広がりそうな変な映画でした。でも…結構好きかも。ツボに入りました。まぁサスペンスはおいといて、二人のほのかなLOVEがとっても可愛いんですね。レントゲンを撮るシーンなんて撮ろうとするけど相手にじっと見られると緊張するしドキドキするし…この気持ちはいったい!?と動揺しまくる飛島が可笑しいしそれをクールに見つめるあずきの余裕っぷりとの違いが楽しい。

サスペンスも一応最初は誰が犯人なの?なんて考えてみたりしたけど、あんまり意味ないですね。なるようになる。そんなん何だってかまわない。本物だろうが偽者だろうが犯人だろうが何だろうがどっちでもいいんじゃないの?という感じがしました。この映画は何でもありですから。最後だってよくわからなかったしね。

主演のオダギリジョーは「時効警察」以上にキレてるし、どんどん普通の道から外れていく姿が変で可笑しかったです。まぁ最初っから変ではあったけどね。
香椎由宇は綺麗ですね。変に動揺したりせずいつも冷静で凛としてるので、ある意味オダギリジョーより貫禄があります。
個人的に好きなのは光石研さんと津田寛治ですね。二人とも怪しすぎ(笑)壊れっぷりが本当に楽しそうです。でも関わりたくないですね~殺されそうというより洗脳されそうです。絶対優勝出来無さそうな二人のボクシング練習シーンは思わずアホだなぁ…と言ってしまいました。

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