2008年7月12日土曜日

幸福のスイッチ

「幸福のスイッチ」をみた。


結構前から気になってたんだけど、なかなか見る機会がなかったんだけど、やっと見ることができました。


実家の電器屋、父親のやり方に反抗して東京の学校へ通い希望の職場に就職したものの理想とは違う現実にうんざりし職場をやめてしまった女性のもとに妊娠中の姉が大変な事に!という手紙が届いて急いで実家に帰ると…

という話で温かい気持ちにもなりましたし、いろいろ考えさせられました。話はありふれてるかもしれませんが、映画って見る時の状況によって感じ方が違いますもんね。バリバリ元気で充実している時なら普通の映画になったかもしれません。自分は結構働く事が好きなので、出来ればいつまでも働いていたいなぁと思ってます。仕事を一日頑張って家に帰って今日も働いたなと、明日も仕事たくさんあるけど頑張ろうと思いたいわけです。充実した毎日って感じでね。ところが現実はどうでしょう?就職した当時は頑張るぞ~!なんて思って夢に向かってたけど、夢が叶わないとわかったら何となく流されるままの人生で…今にいたる(笑)という事になってますね。。。それなりにやりがいはあって楽しい仕事だけれど、これでいいのかな?なんて思ったりするのに行動に移せない。う~ん…いい歳して今さら何言ってるの!って思われるかもしれないですが、もう一度真剣に自分の人生について考えていかなくちゃと思いました。本当にやりたい事は何でしょう?一度の人生なんだから後悔しないようにしなければ…って前から思ってるのに。


主演の上野樹里はひねくれた女の子を好演。「虹の女神」といい少し影のある変わった女性を自然に演じるのが上手いと思います。「ノダメ…」はちょっとやりすぎな感じがするので、もっとこんな役に挑戦してほしいです。
本上まなみはほのぼのしてる人柄がピッタリはまってますね。妊婦もリアルだし。こんなお姉ちゃんがいたらいいのにと思えます。
中村静香ちゃんはちょっとオーバー気味ですが元気で明るい所がいいですね。
沢田研二さんは頑固おやじですね。家ではうるさく周りには気をつかうので娘としては何でだよ~って思ってしまう。でも伝わりにくいけど本当は娘たちの事を大切にしてるし仕事への姿勢もとっても素敵。これこそやりがいのある心通った仕事ですね。

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