2008年8月19日火曜日

悪名太鼓

「悪名太鼓」をみた。


森一生監督の作品です。


いきなり太鼓をトラックに乗せた二人のカーレース?から始まります!祭りで使う大切な太鼓を九州に貸して祭りのためにお金を儲けようという清次のこんたんで追いかけてきた朝吉とトラックの上で対決。英語まじりの清次に意味のわからない朝吉はまるめこまれっていうかトラックから振り落とされ!清次は太鼓とともに九州へ向かうのでしたが…数日後、清次が死んだ!という手紙が届いて…



という話で面白かったです。清次は悪気はないのに問題起こしてばっかりだねぇ。。。清次のかたきをとるために九州へきた朝吉は清次の妻と名乗る宏子を助け戸籍を買ったという真実を知るんですが、ここでまた朝吉のいい人っぷりがねぇ。旦那が亡くなって生活苦しいだろうし子供のために警察に行かせないようにするのもわかるけど、ちょっと惚れてるかもしれないけど…一緒に大阪に連れていこうとするなんて!お照が嫉妬して困っちゃうし相手が本気になったらどうするの?その気はあるの?と聞いてみたいです。
太鼓が麻薬の密輸に使われるとわかったけれど、このまま敵の仲間になったほうが情報が得られて都合いいかも!と残ってたら朝吉を殺すように命令されます。わかった!と引き受けたものの、もちろんその気はないので朝吉親分にお願いだからわかってください!と寂しそうな顔で訴えるシーンがいいです。
最後は一緒に暴れます。相手をバシバシ倒していくのも爽快ですが今回はちょっと茶目っ気も入れてます。朝吉は銃で脅したと思ったら実は水鉄砲でピューと可愛く出る水とドスのきいた声&怖い雰囲気とのギャップにやられました。清次は敵に囲まれたら急にコントみたいなのが始まって相手が戸惑った所をすかさず狙うという技でした。楽しいねぇ。海に飛び込み後は警察にまかせて逃げる2人。その後の生きててよかったなぁとほのぼのするシーンが好きです。朝吉が清次の事ちゃんと理解してるのも嬉しい。だけど清次のお金!お金!な性格は変わらんと思いますよ~暴れる前に海に落ちた5億円をどうにか手にいれようと朝吉を説得する清次が面白いですね。最初はそんなのダメ!と言ってた朝吉もこのお金があったら子供達も喜ぶしお祭りもパーッと出来る。誘惑につられて1回だけって持って帰ろうとしますが…やっぱりね(笑)それでこそ朝吉と清次です。お金よりも大切なものがあればいいじゃないですか。

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