2008年8月15日金曜日

檸檬のころ

「檸檬のころ」をみた。


自分の好きな若手俳優さんも出演していて気になっていたのでレンタルしてみました。


成績優秀、吹奏楽部で指揮者を務める加代子は高校を卒業したら東京の大学に進学したいと思っています。そんな加代子に思いを寄せる巧はなかなか気持ちを伝えられません。そんな時、同じ野球部の富蔵が無邪気に、加代子が好きだと告白。次第に近づいていく加代子と富蔵なのでした。加代子のクラスメイトの恵は、将来音楽ライターになりたいと思っています。偶然掃除当番が一緒になった軽音楽部の一也と音楽談義で盛り上がり・・・


という話で…甘酸っぱい青春映画って結構好きですけど何かスッキリしませんでした。加代子は富蔵が好きなはずなんですが…その気持ちが自分にはあんまり伝わってきませんでした。
富蔵は加代子が好きで喜ばせようとしたり遠くへ行ってしまう彼女との関係をどうしていいのかわからず自分が嫌になり彼女との距離を置いたりして…ちょっと嫌な所もあるけど若さというか好きだから!っていうのがすごくわかります。だから戸惑うし八つ当たりとかする。だけど彼女は不満を口にしないし急に距離を置いても仕方ないかみたいな態度。本当に好きならそのままにしない…と思ってしまいました。
最後も別に大学が離れてようと別れる必要なんてないのでは?と思いました。それに巧に対する態度も変に期待もたせませんか?う~んよくわかんないなぁ。。。それに比べ恵の恋は可愛いです。同じクラスの女子とは仲良くなれず、自分の道へまっしぐらな所に話のあう素敵な男子があらわれる。お互いの好きな音楽や将来の夢を語り、今まで誰とも感じれなかった感覚が楽しくて嬉しくて。自分の目指してた夢を後輩に追い越されても自分を信じて歌詞を書いてほしいと頼んでくれて…これはいけるんじゃないの!って思ってたら…彼女いたんかい!!って落ち込みました。それに彼女にもまずいと思うんですけど。そこに気づいてよ~って一也がちょっと嫌になったけど最後の学園祭のライブのシーンでふっとんじゃいました。本当に演奏して歌ってる姿は格好良かったし、恵が失恋して書いた詩がとても良かったから。傷ついたし悲しかったけど成長出来たのよね。きっとそうやって大人になっていくんだわ。なってほしくないけど(笑)だって可愛いままでいてほしいもん!



主演の栄倉奈々はスラッと背が高くて可愛い顔してますが、あんまり魅力がわかりません。なので自分にとっての主役は谷村美月ちゃんです!もうめっちゃ可愛い♪♪こんな子がクラスにいたら絶対好きになりますよ。個性的で他の女子と違ってキャッキャしてないのがいいですね。
石田法嗣は思ってたよりも出演シーンが少なくて寂しい。しかもちょいとボソボソ声すぎてたまに何言ってるのか聞こえない時がありました。
柄本佑は明るく調子よくちょいうザい感じが良いですね。柄本君の演技は上手いし気持ちもわかるけれど、だけどこの役はあんまり好きじゃないかも。
林直次郎はやっぱり本業はミュージシャンなので演技は固かったですが、若いのになかなかの貫禄がありました。それにバンド演奏が格好良かったね。もっといろんなジャンルに挑戦してみてもいいのかもしれません。

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