2008年9月13日土曜日

SPIRIT

「SPIRIT」をみた。


ジェット・リーの最後の武術映画のようですが、すごく面白かった。自分はこんな映画大好きです。ジェット・リーの武術映画といえばリー・リンチェイ時代に主演した「ワンチャイシリーズ」を思い出す。


師匠と呼ばれるほど武術が優れていて、人柄もよく、正義のために戦う姿が素敵なんだよね。ところがこの映画でのジェット・リーが演じる「フォ・ユンジァ」は自分の強さばかりを求めて大きな代償を払ってしまう。ウォン・フェイフォンとは全然違う性格だね。だけど、そのあとに目指したものは同じなんじゃないかと思う。大切なのは自分に勝つ事。毒を飲んでしまった後も戦い続ける彼を見て感動しました。


ジェット・リーのアクションは素晴らしいね。早いのに綺麗!
ユエン・ウーピンの演出も素敵。個人的な事を言えば、もしこれがほんとに最後の武術映画なら、自分は外国人とは戦わないでほしかった。純粋に中国の伝統の武術が見たかった。道具を使ってもいいけどジェット・リーらしい早くて綺麗で芸術品ようなアクションでドニー・イェンもしくは熊欣欣とガチンコ対決してほしいな(笑)
アクションの他にもコメディちっくなシーンやシリアスなシーンもあって新しい一面が見れたのは嬉しかったけどね。ほんともったいない。
中村獅童は日本語のみを話すのかと思ったら、中国語も少し話してたのでびっくりしちゃった。珍しく人間味のある日本人を演じてたのはいいんですがアクションは明らかに別人だね(笑)相手がジェット・リーだから仕方ないけどさ。他の国の選手はちゃんとアクション出来る人なのに、なぜ日本人はアクション出来る人にしなかったんだろう?と疑問に思いました。

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