2008年9月15日月曜日

美しき野獣

「美しき野獣」をみた。


日本で人気があると思われるグォン・サンウ主演の映画。


野獣のように暴れ誰の言う事も聞かない刑事と、冷静沈着な検事が力を合わせてある大物ヤクザを逮捕しようとするという話ですが…う~んなんか盛り上がりに欠ける。
自分は男同士の熱い友情物語が大好き。何も言わなくても俺はわかってるぜ!みたいな感じのね。こういうのは男性にしかないような気がするんだよね。この映画も友情じゃなくてもそれに似たような感情が互いにあるはずなんだけど自分には伝わらなかった。ライター1個じゃ互いの気持ちはわかりませんよ~事件やアクションよりも、二人がどういう生活を送って今に至るのか、お互いの事をほんとはどう思ってるのか細かく見せてほしかった。特にグォン・サンウは自分を不幸だと思ってるけど、その原因がよくわからない。
最後も納得出来ません。悪が勝ったって事になるのかな?別に映画だから悪が勝ってもいいんだけどいまいち納得いきませんね。悔しいというよりムカムカするね。こういう結末にするなら同情まではいかなくても少しは悪に感情移入出来るようにしてほしいと思うのはドラマの見過ぎですか?



グォン・サンウは確かに野獣という言葉が似合います。すぐ暴れるしキレるから。でも…美しくないよ。。。アクションも頑張ってるし最後のシーンも迫力があってよかったよ。でもこの映画をグォン・サンウ目当てで見た人はどう思うのかな。
ユ・ジテは…真面目な役悪くないけどもったいない気がした。もっといい映画に出演してほしい。

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